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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻12号

1968年12月発行

文献概要

論述

骨巨細胞腫瘍

著者: 阿部光俊1 荻野幹夫1 二ノ宮節夫1 鳥山貞宜2 村上敬朋2

所属機関: 1東京大学医学部整形外科学教室 2日本大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1016 - P.1036

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はじめに
 巨細胞腫瘍を最初に記載したのはA. P. Cooper & B. Travers(1818)であるといわれる.われわれはその原著を読むことができなかつたので詳しい内容は分からないが,彼はswelling & expansion of bone,ulceration,sloughing,bloody dischargeなどのphysical signについて述べている.
 その後myeloid sarcoma,tumeur á myéloplaxes,chronic hemorrhagic osteomyelitis,giant cell sarcomaなどの名称で報告されているが,1920年ごろまでは大体悪性腫瘍と考えられ,骨肉腫と同様に切断術が多く行なわれていたようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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