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臨床経験
Osteo-onycho dysplasia
著者: 岩倉博光1 加倉井周一1 黒川高秀1 二瓶隆一2 両角森雄2
所属機関: 1東京大学医学部整形外科学教室 2厚生中央病院整形外科
ページ範囲:P.1081 - P.1087
文献購入ページに移動これらを含めて,諸外国の報告のうち,本疾患と思われるものは,すでに40余の文献に単独発生あるいは家族的発生を見る.わが国では,1942年木曽により,家族性に発生した膝蓋骨欠損と,両肘関節の拘縮を有し,さらに両母指の爪の不完全欠損を合併している症例の報告があり,おそらく本疾患であつたと思われる.我々は,岩倉が1962年第292回整形外科集談会東京地方会において,本邦第2例として報告した症例を含め,現在まで8例のosteo-onycho dysplasiaを経験したのでここに報告する.
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