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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻4号

1968年04月発行

文献概要

シンポジウム いわゆる鞭打ち損傷

“いわゆる鞭打ち損傷”—治療論—整形外科の立場から

著者: 桐田良人1 田中三郎1 宮崎和躬1

所属機関: 1天理よろづ相談所附属天理病院整形外科

ページ範囲:P.288 - P.314

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はじめに
  最近のめざましい交通機関の発達によつて,交通外傷が著しく増加している中で,白動車の激増,その高速化に伴つて,頭部外傷とともに頸部の損傷,すなわち特有の発生機序と独特の経過をとり,色々の治療に抵抗を示すいわゆる鞭打ち損傷が年を追つて激増し,治療面のむづかしさから,最近,社会問題とさえなつてきている.
 本症は他の疾患に比べて,数々の特徴があるので,治療に当たつてはこの点を充分知悉しておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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