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新鮮外傷の応急療法について(第3部)—抗生剤局所使用における量的因子/(第4部)—抗生剤の臨床応用への試み
著者: 松元輝夫1
所属機関: 1Walter Reed Army Medical Center実験外科
ページ範囲:P.423 - P.431
文献購入ページに移動オキシテトラサイクリンの局所sprayに際し本法が受傷後5分以内に実施されるならば,その創傷内の細菌数を著しく抑制し,細菌感染の危険を減じるが,受傷後4時間ないしそれ以後に使用される場合には僅かの効果を示すに過ぎないことは既に前号に報告した通りである2).
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