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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻6号

1968年06月発行

文献概要

論述

脊柱側彎症と体平衡機能

著者: 山田憲吾1 山本博司1

所属機関: 1徳島大学医学部整形外科

ページ範囲:P.470 - P.478

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いとぐち
 起立姿勢は力学的に最も不安定な姿勢である.しかし,この不安定さは人類発生の長い歴史を通じ代償的に獲得された繊細,巧妙な能力,すなわち平衡能によつて常に動的に調整保持せられ,これがヒト特有の姿勢を構成するに至つたものと考えられている.
 周知の通り,脊柱は躯幹の中軸として姿勢保持に大きな役割を担つているが,これは単なる1本の真直ぐな柱ではない.常に一定の生理的彎曲がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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