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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻6号

1968年06月発行

文献概要

手術手技

骨盤離断術(Hemipelvectomy)

著者: 加幡一彦1

所属機関: 1三井厚生病院整形外科

ページ範囲:P.503 - P.510

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I.どのような準備が必要か?
 まず優秀な麻酔医を予約しなければならない.麻酔学的には決して危険な手術とはいえないが,最後の切り離しにさいして短時間にかなり大量の出血をきたすので,すばやく適切な処置をとれる人でないと安心できない.
 輸血をいくら用意するかも頭をなやます問題である.これまでに経験した出血量は2,500〜7,000ccの範囲内であつた.出血の大小は術者の手早さと腫瘍膨隆の大きさに左右され,普通は4,000ccの用意で十分余裕をもてる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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