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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科3巻7号

1968年07月発行

文献概要

臨床経験

尺骨遠位端掌側脱臼の2例

著者: 斉藤守1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.624 - P.630

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はじめに
 遠位橈尺関節脱臼は古くDessaultによつて既に記載されたというが.1912年Cotton and Brickleyは27例について詳細に検討している.本邦においては名倉らの10数例を散見する.しかし習慣性脱臼の報告は比較的少なく,わが国では村田らの1例をみるのみである.最近わたくしは陳旧性尺骨遠位端掌側臼の1治験例と,習慣性尺骨遠位端掌側脱臼の1症例とを経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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