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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻1号

1995年01月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・29

整形外科に関する興味ある言葉・その6

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.60 - P.61

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 今月と来月は,整形外科診療に関係しているショックとそれに関する血液や血管のことを述べる.
●shock(ショック)
 ショックという言葉は,医学的に使う血圧の低い状態以外に,心の衝撃や動揺をも意味し,日常よく使う.江戸時代には,すでに激動や動突という訳語が付けられていた.この言葉の語源を調べてみると,ドイツ語の動詞“schokken、”(衝突する)にさかのぼることができる.これがオランダ語になり,さらにフランス語の“shoquel’”(ショッケ・衝突する)になった.そして名詞形の“shoc”(ショック)が,英語に取り入れられ,現在われわれが使っている.ドイツ語でも“Schock”という.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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