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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻10号

1995年10月発行

文献概要

論述

大腿骨転子部骨折の治療成績―骨折型と骨粗鬆症の影響

著者: 保田雅憲12 岩原敏人1 岡本哲軌1 小林徹也1

所属機関: 1市立稚内病院整形外科 2旭川赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.1151 - P.1155

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 抄録:高齢者の大腿骨転子部骨折に対するACE captured hip screw法の適応と限界を評価する目的で,50歳以上の119例の治療成績を検討した.116例は一次的に骨癒合が得られたが,3例が偽関節となり追加手術を要した.骨癒合例の中でも不安定型骨折のJensen分類V型や,Singh index 2,1の骨粗鬆症例では,sliding screw systemの特徴であるtelescope現象が大きく現れ,他の治療法を選択すべきと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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