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臨床経験
内反肘変形を伴ったposterolateral rotatory instabilityの1例
著者: 冨岡正雄1 吉矢晋一1 松下績1
所属機関: 1明和病院整形外科
ページ範囲:P.1187 - P.1190
文献購入ページに移動手術はまず内反肘変形に対し上腕骨矯正骨切り術を行い,続いてlateral ulnar collateral ligamentを同種移植にて再建した.術後6週間のギプス固定の後可動域訓練を行い,1年後には障害はなくボクシングが可能となった.関節に働く脱臼方向のストレスの発生を防止するためには靱帯再建のみならず上腕骨矯正骨切り術も行うことが必要と思われた.
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