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臨床経験
強剛母趾に対するcheilectomyの経験
著者: 宗安克仁12 野口昌彦1 平田正純1 平澤泰介1
所属機関: 1京都府立医科大学整形外科 2松下記念病院整形外科
ページ範囲:P.1223 - P.1227
文献購入ページに移動1)X線学的Grade分類,2)X線計測による術前と術後の外反母趾角,1-2中足骨角および趾節間外反角,3)American Foot and Ankle Societyの前足部評価法による臨床的比較.結果は,1)術前はGrade I~IIで,調査時もGrade I~IIであった.2)X線計測値は術前と術後で有意な変化は認めなかった.3)臨床成績は術前の疼痛8点(40点満点),活動制限2.4点(10点満点),履き物制限7点(10点満点)が,それぞれ34点,8.8点,10点と改養し患者の満足度は高かった.したがって,強剛母趾Grade IあるいはIIに対するcheilectomyは有用であると考える.
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