文献詳細
文献概要
特別企画 阪神・淡路大震災にまなぶ
災害訓練・米国での訓練と教育
著者: 木村専太郎1
所属機関: 1那珂川病院
ページ範囲:P.1301 - P.1304
文献購入ページに移動平成7年1月17日の阪神・淡路大震災と同年3月20日の東京地下鉄サリン事件の教訓から,国内における集団災害に対する関心が高まり,救急医療態勢を再編成する動きがあることは,非常に良いことである.
筆者は昭和40年から昭和55年の16年間に3度渡米して,12年間住んだことがある.その間に5年間の外科臨床トレーニングを終え,外科専門医試験であるボード試験に合格し,アイオワ大学と国立ベテランズ病院外科のスタッフとして勤務し,さらに昭和53年後半から昭和55年未までの2年半,米国で外科を開業し,救急医療に従事していた.
掲載誌情報