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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻11号

1995年11月発行

文献概要

論述

下腿遠位端骨折の治療成績―pilon骨折と不安定型果部骨折との比較

著者: 保田雅憲1 宮津誠1 小沢一広1 寺西正1 浜口英寿1

所属機関: 1旭川赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.1313 - P.1321

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 抄録:過去9年間の下腿遠位端骨折手術例のうち,pilon骨折17例19骨折と不安定型果部骨折21例21骨折の治療成績を検討した.直達外力や回旋力での受傷は果部骨折群に多く,pilon骨折群は転落による受傷が多かった.果部骨折群はAOグループの治療方針に準じて治療すれば,全例で解剖学的整復が得られた.pilon骨折群でもAO B骨折,Rüedi I II骨折ではほぼ良好な治療成績が得られたが,荷重軟骨面の損傷が重度のAO C骨折やRüedi III骨折では,軟骨破壊が成績を悪くしていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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