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シンポジウム 機能的電気刺激(FES)の理論と実際
FESの最近の進歩
著者: 半田康延1
所属機関: 1東北大学大学院・医学系研究科運動障害学講座・運動機能再建学分野
ページ範囲:P.155 - P.162
文献購入ページに移動FESには,下肢制御に主に用いられる表面電極方式と,上肢制御に多く使われる埋め込み電極方式とがあるが,究極のものとして完全埋め込み方式のFESの開発が世界的に活発になってきている.
臨床応用の面では,上肢においては,頚髄損傷の麻痺手の制御が主流であるが,本邦では,中枢性に麻痺した上肢全体を経皮電極式FESで機能再建することができている.
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