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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻2号

1995年02月発行

文献概要

シンポジウム 機能的電気刺激(FES)の理論と実際

FESの最近の進歩

著者: 半田康延1

所属機関: 1東北大学大学院・医学系研究科運動障害学講座・運動機能再建学分野

ページ範囲:P.155 - P.162

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 抄録:近年のコンピュータ技術の著しい進歩に伴い,脳卒中や脊髄損傷で麻痺した手足へのFESの研究が飛躍的に発展してきている.
 FESには,下肢制御に主に用いられる表面電極方式と,上肢制御に多く使われる埋め込み電極方式とがあるが,究極のものとして完全埋め込み方式のFESの開発が世界的に活発になってきている.
 臨床応用の面では,上肢においては,頚髄損傷の麻痺手の制御が主流であるが,本邦では,中枢性に麻痺した上肢全体を経皮電極式FESで機能再建することができている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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