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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻3号

1995年03月発行

文献概要

シンポジウム 膝関節のUnicompartmental Arthroplasty

セラミック製単顆片側置換型人工膝関節

著者: 山田博1 立石博臣1

所属機関: 1兵庫医科大学整形外科

ページ範囲:P.281 - P.284

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 抄録:われわれは単顆片側型変形性膝関節症に対する外科的治療法の一環として昭和53年より単顆片側置換術を行っている.昭和63年からはセラミック製単顆片側置換用人工膝関節を43関節に使用している.6カ月以上経過した36関節について術後成績を検討した.患者の平均年齢は73歳,平均体重は56Kgであった.JOAスコアは術前平均51.3点が術後82.1点,FTAは術前平均185.5°が術後175.8°となった.術後の屈曲角度は平均112°であった.術後経過の良好な症例の中に脛骨コンポーネントの経年的な沈下を認めることがあり,セラミックプレートを用いた場合の骨切り量が多いためではないかと考えられた,これに対し最近ではチタンプレートの脛骨コンポーネントを使用するようにして,骨切り量を少なくしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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