文献詳細
臨床経験
文献概要
抄録:右膝蓋前巨大滑液包炎の1例を経験した.症例は34歳の男性で脳性麻痺(痙性両麻痺)にて出生時より高這い(膝立ち歩行)をしていた.右膝蓋前巨大腫瘤を主訴に来院し,摘出術を施行した.病理組織では,器質化を繰り返した滑液包炎であった.
高這いによる慢性の刺激により器質化を繰り返し,巨大化したものと思われる.治療法として,巨大化したものは,摘出術が必要と思われる.
高這いによる慢性の刺激により器質化を繰り返し,巨大化したものと思われる.治療法として,巨大化したものは,摘出術が必要と思われる.
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