icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻6号

1995年06月発行

文献概要

臨床経験

坐骨に生じた掌蹠膿疱症性骨・関節炎

著者: 長井肇1 笠原勝幸1 坪山直生1 琴浦良彦1 山室隆夫1 中嶋安彬1

所属機関: 1京都大学医学部整形外科

ページ範囲:P.751 - P.753

文献購入ページに移動
 抄録:掌蹠膿疱症性骨・関節炎と考えられる病変を,非常に稀な部位である坐骨に生じた症例を経験した.
 症例は41歳男性で,左股関節の運動時痛を主訴とし,X線検査で,左坐骨の骨硬化,上位肋軟骨の骨化を認めた.左坐骨の試験的切除を行い,病理組織診断は非特異的硬化性骨髄炎に合致し,この症例における坐骨の骨硬化は,掌蹠膿疱症性骨・関節炎によると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら