文献詳細
文献概要
臨床経験
サッカーで発症した大腿骨小転子裂離骨折の1例
著者: 牧田浩行12 鈴木一太1 青木茂夫1 木下裕功1 杉村聡1
所属機関: 1藤沢市民病院整形外科 2現:平塚共済病院整形外科
ページ範囲:P.895 - P.897
文献購入ページに移動受傷後約3週で歩行を開始した.受傷後2カ月のX線像で骨癒合を認め,現在経過は良好で,サッカーのクラブ活動に復帰している.本症例の原因としてボールを蹴り損なった瞬間,股関節は伸展位から急激に屈曲,外旋位となったことで小転子に腸腰筋の過大な収縮力が働き,裂離骨折が起こったものと推察された.
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