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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科30巻9号

1995年09月発行

文献概要

臨床経験

遠位関節拘縮症の1例

著者: 山田晋1 石原芳人1 永澤雄1 加賀谷斉1 吉田能理子1 遠藤博之2

所属機関: 1秋田太平療育園 2秋田県小児療育センター

ページ範囲:P.1109 - P.1112

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 抄録:遠位関節拘縮症1型の1例を経験した.症例は生後1カ月の女児で,生下時からの両手指と右足部の変形を主訴に来園した.家族歴,既往歴,妊娠経過に特記すべきことはなかった.初診時,両手指の屈曲拘縮とoverlapがみられ,右足部は外反扁平足を呈していた.両手関節,両足関節に可動域制限を認めたが,その他の関節可動域は正常であり,合併奇形は存在しなかった.入園時より関節可動域訓練および矯正副子による治療を施行し,両母指の屈曲内転拘縮は残存しているがその他の関節拘縮は著しく改善した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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