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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻1号

1996年01月発行

文献概要

シンポジウム 腰椎変性すべり症の手術

内側椎間関節切除とcombined distraction and compression rod system併用の後側方固定術

著者: 佐藤栄修1 金田清志1 日野浩之1 鐙邦芳1 藤谷正紀2

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科 2北海道整形外科記念病院

ページ範囲:P.31 - P.37

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 抄録:腰椎変性すべり症に対する内側椎間関節切除術とcombined system併用の後側方固定術後5年以上経過の122例を調査した.除圧は椎間関節内側部と椎弓の部分切除によるlateral recessの解放が基本で,central stenosisには椎弓腹側部のドーム状削除を追加することで満足すべき神経学的改善が得られた.後側方固定術の追加はすべり部の安定化をもたらし長期的な臨床症状の改善を保証した.combinedsystemは早期離床にもかかわらず高い骨癒合率(97.5%)と生理的前弯の獲得に有用で安全で簡便なinstrumentationであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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