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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻1号

1996年01月発行

文献概要

臨床経験

骨折を伴わない開放性足関節脱臼の1例

著者: 平井利幸12 植田康夫1 小泉宗久1 杉本和也1

所属機関: 1厚生連松阪中央総合病院整形外科 2現奈良県立奈良病院

ページ範囲:P.87 - P.89

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 抄録:足関節は三角靱帯,外側側副靱帯,および脛腓靱帯で強く保持されているため,果部骨折を伴わない脱臼は極めて稀である.われわれは,果部骨折を伴わない開放性足関節脱臼の1例を経験した.症例は37歳男性で,腰椎麻酔下に徒手整復を行い,損傷した靱帯,血管,皮膚を一次的に縫合したが,創部の皮膚壊死を生じ,また関節の可動域制限を残した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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