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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻10号

1996年10月発行

文献概要

臨床経験

vertebral scallopingを呈した椎間孔内腰椎椎間板ヘルニアの1例

著者: 木曽伸浩1 水野芳隆1 藤本吉範2 生田義和2

所属機関: 1三菱三原病院整形外科 2広島大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1159 - P.1162

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 抄録:vertebral scallopingを呈し,診断に際し椎間板造影が有用であった椎間孔内腰椎椎間板ヘルニアの1症例を報告した.手術は骨形成的片側椎弓切除術を施行した.vertebral scalloping内に髄核組織が存在し,周辺に反応性の骨棘を伴っていた.vertebral scallopingは,脱出髄核が椎間孔内のしかも神経根直下という空間的余裕のない部位に長期間存在したために形成されたと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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