文献詳細
文献概要
臨床経験
大腿に発生した末梢性原始神経外胚性腫瘍の2例
著者: 土田敏典12 北野喜行1 堀本孝士1 富田喜久雄1 赤丸智之3 安念有声4 横川明男5 水野勝則
所属機関: 1市立砺波総合病院整形外科 2国立山中病院 3市立砺波総合病院病理 4石川県済生会金沢病院整形外科 5金沢大学整形外科
ページ範囲:P.643 - P.646
文献購入ページに移動症例1:59歳,男性.左下肢痛があり,左大腿後面に腫瘤を認め,下肢への放散痛を認めた.CT,MRIで3×8cmの腫瘍を認めた.腫瘍を坐骨神経を含め腫瘍辺縁から3cm離して摘出した.術後放射線療法とCPM,ADR,MTX,VCRによる化学療法を行ったが,術後1年6カ月後に肺転移が出現し死亡した.
掲載誌情報