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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻5号

1996年05月発行

文献概要

臨床経験

大腿に発生した末梢性原始神経外胚性腫瘍の2例

著者: 土田敏典12 北野喜行1 堀本孝士1 富田喜久雄1 赤丸智之3 安念有声4 横川明男5 水野勝則

所属機関: 1市立砺波総合病院整形外科 2国立山中病院 3市立砺波総合病院病理 4石川県済生会金沢病院整形外科 5金沢大学整形外科

ページ範囲:P.643 - P.646

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 抄録:大腿に発生した末梢性原始神経外胚性腫瘍(peripheral primitive neuroectodermal tumor:以下pPNETと略す)の2例を経験したので報告する.
 症例1:59歳,男性.左下肢痛があり,左大腿後面に腫瘤を認め,下肢への放散痛を認めた.CT,MRIで3×8cmの腫瘍を認めた.腫瘍を坐骨神経を含め腫瘍辺縁から3cm離して摘出した.術後放射線療法とCPM,ADR,MTX,VCRによる化学療法を行ったが,術後1年6カ月後に肺転移が出現し死亡した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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