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論述
前後両方向不安定型os odontoideumについて―その動態および形態的特徴
著者: 西脇祐司1 戸山芳昭1 朝妻孝仁1 鈴木信正1 藤村祥一1
所属機関: 1慶應義塾大学整形外科
ページ範囲:P.711 - P.717
文献購入ページに移動AP群の動態は,実際には前後方向よりも矢状面での回旋不安定性が大きかった.また,その形態は分離部が平坦で,分離歯突起骨が頭側に偏位する特徴を有していた.cadaverを用いた検討からは,環軸椎間矢状面動態において,歯突起はtranslationよりもrotationに対して重要な制御機構であることが示唆された.
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