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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻7号

1996年07月発行

文献概要

臨床経験

遅発性麻痺を呈した第3腰椎圧迫骨折に対し後方椎体間固定を行った1例

著者: 滝野哲也1 川原範夫1 松井貴至1 池渕公博1 富田勝郎1

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科

ページ範囲:P.871 - P.874

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 抄録:第3腰椎に生じた骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折による遅発性麻痺に対して,後方単一進入にて後方椎体間固定を施行し得たので報告する.今回の麻痺の原因として後弯変形と椎体の圧潰による骨片の脊柱管内占拠が挙げられたが,われわれは脊椎全摘術の技術を応用して硬膜腹側の癒着骨片を完全に切除することによって,後方のみから後弯の矯正および馬尾神経の完全な除圧を得ることに成功した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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