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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻8号

1996年08月発行

文献概要

臨床経験

変形性肩関節症に対する一考察

著者: 中川泰彰12 三木堯明1 上尾豊二1

所属機関: 1玉造厚生年金病院整形外科 2岸和田市民病院整形外科

ページ範囲:P.947 - P.950

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 抄録:比較的稀な変形性肩関節症の疫学的調査を施行した.対象は1989(平成元)年より平成6年の間に当院整形外科外来を受診した変形性肩関節症患者12例13肩である.同時期の他の関節の変形性関節症と比較すると,年平均で膝676例,股212例,足15例,肘13例,手2.7例,肩2例の頻度であり,変形性肩関節症が一番少なかった.また,12例13肩のうち一次性OAは7例8肩あり,男1例女6例,平均76.3歳と女性に多かった.二次性OAは5例5肩,男3例女2例,平均50.4歳であり,その原因としては腱板縫合後の拘縮によるものが2例,骨折によるものが3例であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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