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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科31巻9号

1996年09月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・47

比較的よく使う整形外科用語・その14

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.1046 - P.1047

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●diastasis(ダィアスタスィス)
 整形外科の場合,通常2つの骨が関節面ではなく,直接接合していて,外力などで離れることをいい,“離開”と訳す.語源はギリシャ語で“dia-”(離れた)と“stasis”(状態)との合成語である.一番典型的な場所は,外傷などで起こる恥骨結合部離開であり,“diastasis of the pubic symphysis”(ビュビィクースィンフィスィス)という.
 整形外科以外では,虹彩(iris)が離開する場合もあり,これを“iridodiastasis”,また妊婦の下腹部の腹直筋正中離開が起こることがあり,これを“diastasis recti abdominis”という.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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