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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻10号

1997年10月発行

文献概要

座談会

日本の小児整形外科の今後

著者: 亀ヶ谷真琴1 鈴木茂夫2 藤井敏男3 船山完一45 山室隆夫67

所属機関: 1千葉県こども病院・整形外科 2滋賀県立小児保健医療センター診療局・整形外科 3福岡市立こども病院感染症センター・整形外科 4仙台赤十字病院・整形外科 5第8回日本小児整形外科学会 6京大 7国際整形災害外科学会

ページ範囲:P.1159 - P.1173

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 山室(司会) 今日のテーマは「日本の小児整形外科の今後」ということで,小児整形外科の専門の先生方にお集まりいただいて対論をしていただくことになりました.皆さんご存知のように,整形外科という学問は歴史的に見ると小児の脊椎や四肢の変形の矯正ということを原点として発展してきたわけす.
 ですから,私が整形外科に入局した頃ぐらいまでは,小児の整形外科疾患が整形外科学の主流を占めておりました.しかし,近年,幸いなことですが,ポリオがほとんどゼロになってきました.骨関節結核,化膿性の骨関節炎も少なくなってきたし,先天股脱,内反足や筋性斜頚等々,かつてポピュラーであった病気がかなり少なくなってきたように思われます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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