icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻3号

1997年03月発行

文献概要

基礎知識/知ってるつもり

リウマトイド因子

著者: 西岡淳一1

所属機関: 1滋賀医科大学・整形外科

ページ範囲:P.243 - P.243

文献購入ページに移動
 【リウマトイド因子(RF)とは】
 「RF」は名前の上からは慢性関節リウマチ(RA)の疾患を構成する主要要素であるかのようにみえる.事実,アメリカリウマチ学会(ACR)のRA診断基準の一項目に採用されている.しかし,実際にはRA患者以外にも多くの疾患に関連している.全く健康な人にもみられ,疾患固有の因子ではない.しかし「RF」はRAの疾患活動性を予測し,関節破壊等の予後を占う要素になりうるので,RA患者にとっては,やはり重要な因子である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら