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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻3号

1997年03月発行

文献概要

臨床経験

𦙾骨近位部骨肉腫例に対する骨端を保存した患肢温存の1例

著者: 網谷浅香1 山崎隆1 園田潤1 藤浪周一1 田中雅1 内田淳正1

所属機関: 1三重大学医学部整形外科

ページ範囲:P.285 - P.289

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 抄録:12歳男児の𦙾骨近位部に発生した骨肉腫に対して𦙾骨近位骨端を温存した手術を行い良好な結果を得た.術前化学療法が著効を示したため,𦙾骨近位成長軟骨板をバリヤーとし,骨端を温存し腫瘍切除を行った.生じた骨欠損に血管柄付き腓骨移植を併用したオートクレーブ処理骨を用い再建した.術後36カ月無病生存であり,Ennekingの患肢機能評価では30点中28点(93.3%)であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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