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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻4号

1997年04月発行

文献概要

特集 脊椎外科最近の進歩(第25回日本脊椎外科学会より)

video-assisted laparoscopic and thoracoscopic spine surgeryの経験―高位別アプローチの検討

著者: 出沢明1 三木浩1 榊原壌1 山根友二郎1 山川達郎2

所属機関: 1帝京大学溝口病院整形外科 2帝京大学溝口病院外科

ページ範囲:P.361 - P.369

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 抄録:一般腹部外科,胸部外科のvideoendoscopyの応用は,患者の術後の疼痛の減少と入院期間の短縮と早期の社会復帰をもたらし,ひいては医療費の削減になるために普及発展してきている.われわれはこれらの新技術を,脊椎の前方アプローチの24例に応用してきた.適用を選び十分なトレーニングと手技に習熟することにより,本方法は安全でacceptableな治療法になりうると思われる.本方法は術式としてsimple(単純),社会的にcheap(廉価)な点は今後改良の余地はあるが,合併症,偶発症は軽度の皮下気腫,逆行性射精以外なく医学的には患者にとってbetter(有益)な方法であると考える.そこで今後のこの手技の発展のために従来の術式と比べた現時点での適用と高位別手術手技について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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