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特集 脊椎外科最近の進歩(第25回日本脊椎外科学会より)
慢性関節リウマチに伴う頚椎病変と全身病態
著者: 藤原桂樹1 藤本真弘1 大脇肇1 河野譲二1 中瀬尚長2 米延策雄2 越智隆弘2
所属機関: 1星ケ丘厚生年金病院整形外科 2大阪大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.407 - P.412
文献購入ページに移動また,上位病変が進行した症例ほど,SSを合併した症例ほど全身の関節破壊の広がりは広範で,手関節の破壊程度も強かった,病型分類との関連をみると,少関節破壊型ではAASのみ発症しVSやSSの合併はなかった.多関節破壊型ではAASにVSが高率に合併した.ムチランス型では高度なVSまで進行しSSの合併頻度が高かった(39%).
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