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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻5号

1997年05月発行

文献概要

誌上ワーク・ショップ セメント手技の実際

人工股関節全置換術におけるセメント手技の実際

著者: 飯田寛和1

所属機関: 1京都大学医学部整形外科

ページ範囲:P.591 - P.596

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 抄録:セメント手技はセメント使用人工股関節の長期成績を左右する重要な技術である.セメント手技が拙劣では術後数年で緩みに至る可能性があり,機種の選択や他の手術手技よりも遥かに重要である.要点はセメント硬化特性の把握と挿入のタイミング,寛骨臼および髄腔の止血,セメントのpressurizationの3点に尽きるが,これを確実に行うための工夫について,特に筆者が行っているフランジソケットおよびホルダーの改良,髄腔骨栓のテクニックを中心にセメント手技の詳細について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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