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誌上ワーク・ショップ セメント手技の実際
文献概要
抄録:セメント手技はセメント使用人工股関節の長期成績を左右する重要な技術である.セメント手技が拙劣では術後数年で緩みに至る可能性があり,機種の選択や他の手術手技よりも遥かに重要である.要点はセメント硬化特性の把握と挿入のタイミング,寛骨臼および髄腔の止血,セメントのpressurizationの3点に尽きるが,これを確実に行うための工夫について,特に筆者が行っているフランジソケットおよびホルダーの改良,髄腔骨栓のテクニックを中心にセメント手技の詳細について解説した.
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