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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻5号

1997年05月発行

文献概要

誌上ワーク・ショップ セメント手技の実際

セメント手技の実際

著者: 原田義忠1 守屋秀繁1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科

ページ範囲:P.605 - P.611

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 抄録:1980年代中頃より,従来のセメントステムにおける成績不良例の検討から,新しいセメント手技が考案され,広く受け入れられるようになってきた.近年ではさらに改良が加えられ,いわゆる“modern cement technique”としてほぼ確立されつつある.しかしながら,実際の臨床の場面では新しいセメント手技に対する十分な理解がなされないままに行われたり,誤った理解の下に行われて術後早期のルーズニングに至る症例を見受けることがある.そこでわれわれは関連病院を含めてセメント手技に関する検討会を行い,“modern cement technique”の習得に力を注いできた.今回その検討会で問題となった点,注意点,疑問点などを含めて,セメントステムを用いる場合のテンプレーティングから実際のセメント手技,さらには術後のX線学的評価方法について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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