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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科32巻6号

1997年06月発行

文献概要

臨床経験

砂時計型頚椎硬膜外腫瘍再発例の治療経験―腫瘍摘出と椎弓根スクリュー固定による脊柱再建

著者: 角家健1 鐙邦芳1 佐藤栄修1 金田清志1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.737 - P.739

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 抄録:15年前,腫瘍摘出と前方固定を受けたが,再発した頚椎部dumbbell型硬膜外腫瘍(神経鞘腫)に対し,腫瘍の再摘出と頚椎椎弓根スクリュー固定を使用した再建手術を行った.後方からの椎弓根スクリューを用いた脊椎固定と腫瘍摘出ならびに,前方からの腫瘍摘出と腓骨移植を連続的に行った.術後,脊髄の圧迫は消失し,神経症状は改善した.頚椎椎弓根スクリュー固定は固定性に優れ,再発腫瘍の摘出と再建固定に良好な結果をもたらした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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