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臨床経験
MRIが診断上有用であった指腹部グロームス腫瘍の2例
著者: 平山次郎12 西山秀木1 今野慎1 鈴木千穂1 川口佳邦1 六角智之3 江畑龍樹4
所属機関: 1熊谷総合病院整形外科 2千葉大学医学部整形外科 3千葉市立病院整形外科 4千葉大学医学部整形外科
ページ範囲:P.751 - P.755
文献購入ページに移動症例は35歳男性と57歳男性でいずれも左環指指腹部尺側に圧痛を認め,その他の局所所見は症例2の温度過敏以外認めなかった.症例1はMRI T1強調矢状断像で等信号に囲まれた高信号域,T2強調像で高信号域を,症例2ではT1強調冠状断像で等信号域,T2強調像で高信号域を認めた.病理所見はグロームス腫瘍であった.
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