icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻10号

1998年10月発行

文献概要

臨床経験

繰り返す右前腕筋肉内出血により発見された類上皮肉腫の1例

著者: 岡村篤1 山崎隆1 浦和真佐夫1 平田仁1 内田淳正1

所属機関: 1三重大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1207 - P.1210

文献購入ページに移動
 抄録:症例は22歳男性である.反復する右前腕筋肉内出血にてコンパートメント症候群を呈し,筋膜切開術が計4回施行され,5回目の手術にて類上皮肉腫との診断に至った.診断までの4回の筋膜切開,血腫除去術では術中腫瘤は認めなかった.腋窩部に3mm大の腫瘤を認め,生検術を施行したところ,同様に類上皮肉腫であったため,右肩関節離断術を施行した.繰り返す血腫を初発症状とする類上皮肉腫の1例を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら