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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻10号

1998年10月発行

文献概要

臨床経験

掌蹠囊胞症に伴って発生した大腿骨Garre硬化性骨髄炎の1例

著者: 松本卓二1 大浦晴夫1 玉置哲也1 桜井啓一2 木下裕文2

所属機関: 1和歌山県立医科大学整形外科 2済生会和歌山病院整形外科

ページ範囲:P.1217 - P.1220

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 大腿骨病変を伴った掌蹠囊胞症性骨髄炎の1例を経験したので報告する.症例は56歳の女性で,左大腿骨に骨硬化性の病変および両手両足底には囊胞様皮疹を認めた.骨生検術では慢性骨髄炎の診断を得るも,細菌培養は陰性であった.病巣扁桃を基盤とした掌蹠囊胞症および大腿骨Garré硬化性骨髄炎が疑われ,扁桃摘出術を施行され良好な治療効果が得られた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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