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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻11号

1998年11月発行

文献概要

基礎知識/知ってるつもり

Bone Bruise

著者: 原道也1 緒方公介1

所属機関: 1福岡大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1314 - P.1315

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 【定義・歴史】
 Bone Bruise(BB)とは外傷膝の骨挫傷の意味で,1989年にMinkはoccult cartilage and bone injuryを分類し,BBを単純X線では異常を認めず,MRIで外側大腿𦙾骨関節の皮質下骨髄の異常信号を示し,関節軟骨は正常であると定義した1).その病態は骨髄における出血,浮腫を伴う骨梁の破壊とされ,特に新鮮前十字靱帯(ACL)損傷で高頻度にみられ,近年注目されている.
 また,同様の病変をoccult osseous lesion2)やmicrofractures of weight bearing trabeculae3)などで報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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