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急速破壊型股関節症(RDC)
著者: 大園健二1
所属機関: 1大阪大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1316 - P.1319
文献購入ページに移動急速破壊型股関節症なる病態はフランスなどで古くから知られていたが,1970年にPostelらが英文報告して以来,一般によく知られるようになった,急速破壊型股関節症はその名称のとおり,基礎疾患や明らかな誘因なしに,股関節に比較的短期間に破壊を生じる疾患で,rapidly destructive coxopathy=RDCという名称が一般に用いられている.日本では吉岡らが症例報告して以来,症例数は増加しており,その病態についても理解が深まっているが今なお,その発症メカニズムは明らかにされていない.
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