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タナ障害(膝関節)
著者: 榊原壤1
所属機関: 1帝京大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1400 - P.1401
文献購入ページに移動膝関節タナ障害は,関節鏡の発達とともにその本態が明らかになったclinical entityの一つである.
文献上,最初に「棚」という語を用いたのは,1939年の水町らであり,当時から関節鏡視にてその構造が棚状を呈することからそのように呼びならわされた3).しかし,このヒダを最初に報告したのは1939年の飯野であり,彼はこれを“Band”と称して詳細に記載している2).
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