icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻12号

1998年12月発行

文献概要

臨床経験

破格筋腱損傷を伴ったアキレス腱皮下断裂の1例

著者: 小林良充1

所属機関: 1聖隷浜松病院整形外科

ページ範囲:P.1427 - P.1428

文献購入ページに移動
 抄録:症例は39歳の女性で,バレーボール中受傷し,アキレス腱断裂の診断のもとに翌日縫合術を行った.断裂部を展開すると踵骨後方に停止する約20cm,幅10mm,厚さ2mmの扁平な腱が存在した.その近位側断端には筋が付着し,アキレス腱断裂に伴って筋腱移行部で断裂した破格筋腱と考え,アキレス腱断裂部を縫合後,その腱を用いて縫合部を補強した.
 本例の破格筋腱は下腿三頭筋の破格が考えられ,第3腓腹筋やaccessory soleusの一種と推測した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら