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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻2号

1998年02月発行

シンポジウム 人工股関節置換術の再手術における私の工夫

人工臼蓋再置換術における私の工夫

著者: 田中千晶1

所属機関: 1京都市立病院整形外科

ページ範囲:P.151 - P.160

文献概要

 抄録:人工股関節の臼蓋再置換は年々その頻度を増し,避けて通れない問題である,これに伴う骨欠損等の種々の問題に対して閉鎖孔フックの付いたKerboull十字プレートやKTプレートで補強し,自家骨や人工骨(水酸アパタイトやAWガラスセラミック)を補填して可能な限り本来の骨性臼蓋を再建し,ソケットをセメント固定している.プレートと人工骨,術前プランニングの注意点と実際の手術手技のポイントを詳細に記述した.特に見かけ上の脚長差とX線上の下肢長差と実際行うべき延長量,それを決定するための要素と延長法やX線作図,CT検査で見るべき事項,ソケット抜去法,臼蓋骨欠損の評価法,プレートの選択法,プレート設置と骨移植の注意点について具体的に記載した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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