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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻3号

1998年03月発行

文献概要

シンポジウム 大きな骨欠損に対する各種治療法の利害得失

先天性下腿骨偽関節症に対するBone Transport

著者: 安井夏生1 中瀬尚長1 越智隆弘1 柴田徹2 川端秀彦2

所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室 2大阪府立母子保健総合医療センター整形外科

ページ範囲:P.295 - P.300

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 抄録:先天性下腿骨偽関節症は整形外科疾患のなかでも最も治療に難渋する疾患のひとつである.本疾患に対するbone transportによる治療法はまだ確立したものとはいえないが,長所として,1)十分な病巣切除を行うことができる,2)骨長調整が自由自在である,3)変形矯正を同時に行える,などがあげられる.最大の短所は長期間にわたり創外固定器を装着しなければならないことで,それに伴う合併症の対応が必要となる.ここでは自験例を紹介し先天性下腿骨偽関節症に対するbone transport法の問題点につき述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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