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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻4号

1998年04月発行

文献概要

特集 脊椎外科最近の進歩―OPLLを中心として―(第26回日本脊椎外科学会より)

頚椎後縦靱帯骨化症(OPLL)の遺伝子解析,遺伝子座位の同定

著者: 古賀公明1 武富栄二1 酒匂崇1 沼沢拓也2 米和徳2 松永俊二2 井上逸朗3

所属機関: 1鹿児島大学医学部整形外科 2弘前大学医学部整形外科 3ユタ大学人類遺伝学

ページ範囲:P.385 - P.391

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 抄録:OPLLの発症については双生児解析,家族内発症,HLAハプロタイプの解析などにより,遺伝的因子が強く示唆されているものの,いろいろな環境因子(後天的要因)がOPLL発症に関与しているため,遺伝的因子を明らかにすることができなかった.そこで,まずOPLL遺伝的因子を明らかにするために遺伝子座位を決定することを試みた.
 OPLL患者家系は53家系で,女性46人,男性78人,罹患同胞対は合計91対である.第6染色体のHLA領域を中心とした遺伝マーカーを用い,患者およびその家族の遺伝子型を決定した後,affected sib-pair(罹患同胞対)連鎖解析プログラムを使用し解析した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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