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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻7号

1998年07月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・67

整形外科分野で使われる用語・その30

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.866 - P.867

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●Langer's line(ランガーズ・ライン)
 この言葉は日本語でランゲル裂線や裂隙線と訳されている.皮膚が裂けるとき,抵抗の少ない方向に裂けていくが,この現象を発見したオーストリアの解剖学者ランゲル(Carl R. von E. von Langer 1819-1887)に因んで,ランゲル線(Langer's line)と呼ぶ.
 裂隙に墨などを注入して裂線の方向を見い出す方法がある.これは真皮の膠原繊維が体の部位によって特定の方向に偏向して走行するためである.この線は成人では一定であるが,成長の過程において成長がときには不等であることがあり,一定でない場合もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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