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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻7号

1998年07月発行

文献概要

臨床経験

脊柱後側弯症における術後junctional kyphosisの治療経験

著者: 夏目直樹1 川上紀明1 三浦恭志1 松原祐二1

所属機関: 1名城病院整形外科

ページ範囲:P.905 - P.908

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 抄録:junctional kyphosisとは脊柱の矢状面弯曲異常であり,固定上下位端における局所後弯である.
 症例は18歳の女性.6歳時,側弯を指摘され装具療法にて経過観察するも側弯は進行し,11歳時に側弯矯正固定術を受けた.術8年後背部上位胸椎部の疼痛が出現し,X線上固定上位端にて局所後弯と,骨シンチにて同部位にhot spotを認めた.固定上位端における局所後弯が疼痛の原因であると考え,脊柱再建術(抜釘と内固定を使用した後方骨切り矯正固定術)を行い良好な結果を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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