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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科33巻9号

1998年09月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・69

整形外科分野で使われる用語・その32

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.1088 - P.1089

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●nevus(ニーヴァス)
 勿論母班のことであるが,日本語では“ネーヴス”と発音する.私は,顔面や色々な部所の母班を外来において,簡単に局麻下で摘出している.局麻後に,その腫瘍の部分を皮膚から第15番目のメスでえぐりとり,後は正常な組織に遭遇するまで,残存の腫瘍細胞をボヴィー(Bovie)で焼灼しながら除去していく.
 私は米国で1年間病理学を学んだ時,多くの皮膚腫瘍摘出顕微鏡標本を覗いたが,良性腫瘍は皮膚内にその病変があり,余分な皮膚を除く必要がないのではないかという疑問を抱き続けていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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