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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科34巻10号

1999年10月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・81

整形外科分野で使われる用語・その43

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1那珂川病院

ページ範囲:P.1254 - P.1255

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●pelvis(ペルヴィス)
 これは骨盤のことであるが,この語源はサンスクリット語の“お碗”や“桶”を意味する“plalavi”であり,これがギリシャ語になり“pelvis”となった.複数形は“pelves”である.英語の辞書には,この語源は“bowl”(ボゥル)や“basin”(ベイスン)と記述されている.“bowl”はどんぶり,“basin”は洗面器のことである.
 ご年輩の先生方は,骨盤はドイツ語の“Becken”(ベッケン)で親しんでおられよう.これも“洗面器”や“たらい”のことである.寛骨のことを“Beckenbein”(ベッケン・バイン)という.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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