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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科34巻11号

1999年11月発行

文献概要

論述

股関節機能評価表におけるAbduction Against Gravityの測定について

著者: 長田幸佳1

所属機関: 1玉造厚生年金病院リハビリテーション室

ページ範囲:P.1359 - P.1362

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 抄録:股関節疾患の臨床的評価として,日整会股関節機能判定基準表がよく用いられる.この評価表にAbduction Against Gravity(以下,AAG)があるが,その一般値は明らかにされておらず,またその測定方法も十分に確立していない.今回,健常人におけるAAGの一般値とAAGに関係があると思われる年齢・身長・体重・下肢長・肥満度(BMI)の5つの因子について,関連性を見出せるかどうかを検討した.測定は,骨盤を固定した状態と固定しない状態との2通りについて行った.これは働筋の違いにより,AAGの値および骨盤傾斜が変化すると考えたためであり,合わせて検討した.
 対象は下肢機能に問題のない健常人とし,測定肢は跳躍時に踏み切る側とした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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